人工知能

ちょっと前に「2045 年問題」「技術的特異点」っていう言葉を知ったんだけど。でも知る前から 10 年から 30 年後ぐらいって俺は言ってたし、大体は合ってたのかなあってちょっと自惚れました。カーツワイルって人が 2005 年ぐらいに言ってたらしい。随分と早くに予想したんだなあ…。俺が 10 年から 30 年後ぐらいって言ったのは、アメリカにあるワトソンっていうコンピュータとか、日本の研究者が人みたいな人工知能の本格的な研究を 10 年後を目途に何か成果を出す感じで始めたとか、スーパーコンピュータの発展度合いとか、カーボンナノチューブのコンピュータが出現するだろうなあ…とか、そういう記事を見たり考えたりして何と無く思ったからなんだけどさ。特に科学的予測とかはしてない思い付きだった。でも大体は頭の良い人達と同じ様な数字だったという事で嬉しいな。カーツワイルの 8 年後だけど…。まあそんなミーハーな事はさて置きだ。
Wikipedia によるとアラン・チューリングみたいな古い時代の人達が考えてた事が現実になろうとしてるんだよな…。俺が生きている間にその時が来るかも知れない。その前に死んでる可能性もあるけど…。順調に生きてれば俺はその歴史的な瞬間に出会える。待ち遠しいわ…。その後は人類の知能なんて粕みたいになって行くじゃないですか。そして人類の存在意義が著しく失われる。それでも人類が存続したとしてですよ。その数年か数十年後には恐らく人類の全ての病気の治療法も確立するでしょう。老化すら防げるでしょう。若返りも可能になるでしょう。事故とか殺人とか、そういうのに遭わなければ死なない時代が来るでしょう…。そうなれば新しい生命を誕生させる事も無くなるでしょう…。更には人間の記憶を別の体に移す技術も出来るかも知れない…。それに遺伝子操作で優れた人間しか生まれない様にも出来てるでしょう…。俺が生きてる間に何処まで実現が可能なのか…。恐らく不老や若返りの時代までは生きてられないだろうなって思ってる。人工知能の誕生を見るのが関の山かなあ…。楽しみだよ…。「俺は頭が良いから大金を貰って贅沢して当然なんだ」って言ってる連中が自らの存在価値を失う瞬間を見たいねえ…。
この人工知能に就いては本気で研究を続けるべきだと思うよ。アメリカが最初に作っちゃう可能性は濃厚だけど…。世界を滅ぼすというか、とんでも無い可能性を秘めてる技術の筈だからさ…。アメリカが世界に公開してくれるとは限らないからね。だからスパコンの研究も地道に続けなきゃダメと思う。カーボンナノチューブのコンピュータも。カーボンナノチューブでコンピュータが作れる様になればシリコンバレーっていうアメリカの優位点は無くなる筈。次世代 RAM とか色々と他の次世代の技術があると思うんだけど、そういうのも地道に開発を続けて欲しいな。今後もアメリカが TRON の時みたいに邪魔して来る可能性はあるけどさ…。邪魔されない様に出来れば秘密裏にでもやって欲しい物だよ…。こういう所に日本の逆転のチャンスはある筈だと思ってる…。どうかな…。