磁場によって生まれる引力と斥力は対称な存在では無い

というのが俺の理解。理由を書きます。
導線を一本思い浮かべて下さい。それに電流が流れています。この時にアンペアの右螺子の法則に従って磁場が出来ます。この磁場というのは同心円状に出来るんだったと思います。この同心円状になるというのは重要なポイントです。人間には感じ取る事が出来ない様な細い線が薄く同心円状に存在すれば、それは面の様になる筈です。ですが実際には人間が認識出来る様な同心円状に存在している。これは磁場には「纏まろうとする性質」がある事を表していると思います。これが引力の原因だと思います。斥力の原因はもっと単純です。磁場には「方向」が存在するという事なので、正面衝突した時に斥力が発生するというだけです。
で、この磁場の「纏まろうとする性質」と「方向」という概念のどちらか一方だけしか存在しない世界を考えてみて下さい。そんな破綻した世界にはならないと思います。という事で、永久磁石の異極を近付けた時に発生する引力と同極を近付けた時に発生する斥力は異質な物であると考えられます。この世界では偶々その両方が存在するので、その両方が組み合わさって「順方向なら纏まろうとする」「逆方向なら衝突する」という事になっただけだって事です。